「オリジナルエピソードコンテスト」第二ステージの結果について、皆様にご投票いただいた結果を元にスクウェア・エニックス、アスキー・メディアワークス、 運営チームで選考を行い各受賞作品が決定いたしました!!
多くの皆様からご投票いただき、無事結果発表を迎える事ができました。この場を借りて、深く御礼申し上げます。
本結果内容は、11月27日発売のアスキー・メディアワークス発行「電撃マ王」にも掲載され、また優秀作品は挿絵付で一部掲載されております。
皆様も是非もご確認ください。執筆された皆様は勿論、ご投稿・ご投票いただいた皆様には重ねて御礼申し上げます。
今後もFEZでは様々なコンテストを開催してまいりたいと思いますのでご期待ください!
それでは注目の結果発表をご覧ください!!
※各受賞作品の執筆者には後日運営チームよりメールにて連絡をさせていただきますのでメールのご確認をお願いいたします。

■No.15 Title:銀の願い Name:ソニア・ルース 獲得ポイント:94P

■本編あらすじ
ナッツベリーの郊外で暮らすアカノは、剣を打って生計をたてる鍛冶師だ。
なかなか剣が売れなくて、日々の暮らしに困っているが、ある日、家に来た姉妹のナノカから、近々剣の品評会が行われると聞く。
同じ父から剣を学ぶけど、今は名声も富もナノカに負けているアカノは、品評会に出品し、栄誉を得ようと考える。
ただ、材料も設備も父からすべて引き継いだナノカにはこのままでは勝てる見込みがなかった。
そこで、アカノは、鍛冶師仲間の間で、「魔法の銀」と呼ばれている霊銀鉱を手に入れることを思いつく。
霊銀鉱は、それだけでは固くも柔らかくもなく、これといった性質のない鉱物なのだが、ほかの鉱物を混ぜると性質を変化させるものだった。
お金のないアカノは、たまたま家に剣の研ぎに来たカイル・リーファレッドを護衛として巻き込み、霊銀鉱の発掘に行く。
道中、新品のワンピースに触れず、ルートの確認に夢中で気の回らないカイルに、憤慨するアカノだったが、モンスターに襲われ、
霊銀鉱の鉱脈に辿り着くうちに、次第に考えをかえていく。

■電撃マ王編集部より
編集部では、まず基本的な文章力、次に物語の展開やアイデアに注目して選考しました。
電撃マ王賞に選ばれた「銀の願い」は、主人公の心の成長や恋、冒険などが丁寧に書かれていおり、選考作品のなかで
一番読みやすかったです。
とくにカイルとの恋の行方が気になりますね。物語の鍵を握る霊銀鉱が独自の解釈で登場しているのも、意外性があって
良かったです。欲を言えば、『FEZ』の醍醐味である“戦争”を盛り込んでほしかったね。
ゲームユーザーが求めているものと、自分が描きたいものをバランスよく書くことができれば、もっと面白い作品になると思います。
この作品のイメージイラストを電撃マ王でコミックを執筆されている、よしだもろへ先生に描いてもらいました。
電撃マ王1月号と電撃オンラインの特設ページに掲載されているので、ぜひご覧ください。
カイルのシビックセットは、強化済みです、きっと(笑)。

■No.12 Title:タムの銀行物語 Name:alphaleo 獲得ポイント:107P

■本編あらすじ
これは、伝説の銀行となるべく修行を続ける、一人の少女の物語。

皆から慕われる、銀行巧者の爺がいた。
初めて爺銀行を体験した少女タムは、戦場の空気を変える程のその業に感激し、自らも銀行を極めるべく爺に教えを請う。
しかし爺は、まだこの国に移住してきたばかりのタムに、この国の戦場を充分に経験し、その空気を感じてくるように告げる。

タムは爺の昔馴染みのステイフを紹介してもらい、積極的に戦闘を経験していく。
一人前の兵士となるべく努力を重ねるタム。
そんなタムに、ある時ステイフが銀行をやるようにお願いする。
渋るタムだったが、ステイフに押しきられ、一人で銀行を開始してしまう。
だが現実はそんなに甘くはなく、厳しい現実を経験する。

失意のタムは爺の元を訪れ、自らの過去について告げ、再び銀行の教えを請う。
「私は皆に、銀行として言葉を届けてみたいの」
爺は、タムに銀行の業について語り始め、その講義の中で、タムは自らの秘密を明かす。
その秘密が武器になると判断した爺は、皆にも秘密を明かす事を勧め、タムは逡巡の後その提案をを受け入れる。

酒場にて皆に秘密を語り終えたタムは、ゲブランド兵達と意気投合し、改めて銀行デビューを果たすべく戦場へと向かう。
だがそこで、思わぬ強敵が現れ、タムの真の力量が試される事となったのだった。
タムが銀行として取り仕切る戦場の行方は如何に?

■スクウェア・エニックスより
コミカルなところとシリアスなところのメリハリが効いており、テンポ良く楽しく読み進める事ができました。
また、主人公『タム』が置かれている状況が、ゲブランド帝国という国の背景設定をよく表しており、メルファリアの
世界観に合った作品としても評価させていただきました。
『銀行』という役割は、元々ゲーム内でユーザーの皆様が築き上げた独自の文化ですが、それを通して自軍の仲間が
一致団結する戦場に遭遇すると本当に幸せな気持ちになれます。個人的にはいつか爺銀行さんにも遭遇してみたいです(笑)。

■No.04 Title:らいばる Name:てしぇきぅ 獲得ポイント:239P

■本編あらすじ
「次は絶対ぼこぼこにしてやる……」
暮れなずむ戦場で、そんな少女の決意の呟きが夕日に吸われて消える。
もっとも、同じような決意を何十回と繰り返してはいるのだけれど……
新米大剣ウォーリアのリンナには目標がある。それは『らいばる』のシオンをぼこぼこにして地べたにはいずらせること。
シオンは敵国のソーサラー。元々、兵士になって初めて戦場に入ったリンナに、シオンが戦い方を教えたのが、二人の縁の始まりだった。
そのときは援軍として味方同士だったのが良かったのか、悪かったのか。
後日敵国所属というのがばれてから、リンナはシオンを一方的に敵視して追い回すようになり、今に至るのだった。
リンナもセンスは悪くないのだけど、頭に血が上りやすい性格が災いして、全敗中。
毎回負けるたびに、シオンに「あと一歩だけ足りないんだよなぁ」と言われるものの、その一歩がわからない。
そんなある日、リンナは所属部隊『ボブテイル』の仲間達と一緒に目標戦に参加することになる、その戦争の敵方には、
シオンが所属する敵国の有名な大部隊も参戦していて……

■エピソードコンテスト選考委員より
ファンタジーアース ゼロの戦争や部隊・援軍といったシステム設定を上手に活かし戦闘も絡めて書かれた本作品が読者投票数を集め
本エピソードコンテストにおいて「金賞」を受賞する事になりました。
戦争を中心としたエピソードを書いているにもかかわらず、どこか柔らかい雰囲気にまとまっている点がファンタジーアース ゼロならではの
戦争の一面を表していると感じられました。
実際のゲーム内でも、本作品のような仲間との絆や、別国家の相手との良い関係が築いていただければいいなぁ、と思います。
またそうなるよう、運営チームの今後よりいっそうの努力に励みたいと改めて思わせてくれた作品でした。

■No.05 Title:お詫びよりも大切なもの Name:天ぷら定食 獲得ポイント:176P

■本編あらすじ
忽然と姿を消したお詫びちゃん。
原因は上層部の人事変更によるお仕事の激減でした。
多くのトラブルが起こりましたが出番はなく、メルファリアにも不況の影が見え隠れ。
働かざるもの食うべからずの諺通り、働かないと生きていけない。
そこで、道具屋のアルバイトを始めることにしたのだが元々細かいことを気にしない性格のせいか、ミスを多発。
道具屋を首になってしまう。
途方にくれるお詫びちゃんであったが、そこは明るく次のお仕事へ。
今度はキマ血交換屋のアルバイトを始めるのだがここでも錬金術の失敗により、キマ血を金コインにかえてしまうミスを犯す。
ところが、失敗したはずなのになぜか御礼を言われてしまい戸惑うことに。
結局、そのお仕事も首になってしまうのだがこれをきっかけにお詫びちゃんの心境に変化が訪れる。
失敗したらあやまるのがお仕事。
でも、お詫び以外にもっと大切なものがあるのではないか。
いつもあやまってばかりの自分に足らないもの。
そう、それはお詫びよりも大切な感謝の心。
思い立ったらすぐ行動のお詫びちゃん。
みんなに日頃の感謝をこめて、上層部に直談判だ!

ウチもがんばるさかい
みんなもメルファリアで
がんばってな!ほなまた!

それから数ヵ月後人々の記憶から忘れ去られようとしていたその時に
懐かしい声が首都にこだまする。

■No.06 Title:「遙かなる黄昏の国」 Name:Digal 獲得ポイント:176P

■本編あらすじ
それはまだ、ゲブランド帝国が大ゲブランド帝国と呼ばれ、六大陸を席捲していた時代のこと。
エルソード王国もネツァワル王国も未だ脆弱で、ホルデインに於いては現在のホルデイン王国すら成立しておらず、
カセドリア王国は大ゲブランド帝国の植民地でしかなかった。
そんな時代のある日、カセドリア地方の深い森の奥で、エルフの集会があった。一人のエルフの成人の儀式が行われようとしていたのだ。
エルフ達は、成人の儀式として、遙か昔からの言い伝えを口伝として新しい成人に伝えることにしていた。
しかし、そのことは種族の秘密であり、人族にその儀式があることを知る者はおらず、また、口伝の内容も秘されて長く伝わることはなかった。
決して人族には知られてはならない、とする秘密がそこにあった。

それは、「指輪」にまつわる言い伝えであった。
「指輪」とは、古代エセスティア王国に於いて王が使役した大いなる魔法と人族には伝わっている。
エセスティア王国の時代には、王の手腕と指輪の魔法により、六大陸は統一され、人々は戦乱のない平和な時代に暮らしたのだと、誰もが言う。
だが、その伝承は真実を伝えてはいなかった。

エルフの少女が成人の儀式で教えられた物語とは?
「指輪」に隠された秘密とは?
遙かなる歴史の陰に埋もれた真実が、今明らかになる。

■エピソードコンテスト選考委員より
運営についてのあり方に問いかけた(と思われる)「お詫びよりも大切なもの」と、メルファリアの歴史を刻む正統派ファンタジー小説
「遙かなる黄昏の国」の対照的な二作品が読者の支持を集め「銀賞」受賞となりました。
両作品ともキャラクターの性格・設定や、ファンタジーアース ゼロの世界観などを上手く取り入れ昇華された作品となっており
非常に読み応えがありました。
ただ惜しむらしくは両作品とも、それぞれ文章の区切りがあまり無かったり、場面がいきなり変わっている部分があったりと
(これは文字数制限のためかもしれませんが)少し読みにくい部分がございましたので次の機会があれば
読み易い作品に仕上げると言うところにも力を入れていただければ更に良い作品になると思います。

■No.02 Title:月照らす戦場 Name:オーバーライド 獲得ポイント:126P

■本編あらすじ
もうこの戦争も終盤だった。ソーサラーのシフォンにも分かるほどに戦局は傾いていた。
ただ、気になることは一つ。同じ部隊で戦ってきた仲間であるリアスが一人で無茶をすること。
リアス戦果は上げてたが、自分の身を省みないような無謀な戦い方をする。
戦争にあって、一人で戦おうとするリアス。なぜ一人で無茶をするのか、シフォンは彼のことを知りたいと思う。
他人を拒絶するリアス。彼にはその理由があった。過去、彼は人とのつながりを全て失ったのだ。
なぜ彼に構うのか。シフォンはリアスと話す事で、自分自身の中の問いに答えを見つけようとしていく。
拒否されても諦めずに。それはゆっくりと、凍りついたリアスの心を溶かしてゆく。
リアスとシフォンが近づくにつれ、戦争は終盤へと向かう。しかし勝利目前で敵軍が投入してきたのは空舞う悪夢。ドラゴンだった。
人との繋がりを再度見つけたリアスは、しかしシフォンを置いて一人で戦場へと向かう。その繋がりを、二度と失わぬために。

■No.10 Title:ファンタジーアースゼロ Fate Episode Name:西條拓巳 獲得ポイント:118P

■本編あらすじ
たった一つのクリスタルから、この世界「メルファリア」が生まれた。
長い、 長い争いが続き、今もその争いは続いている。
それぞれの国家が目標の為に命を賭け、領土を奪い合い他の国家より多く領土を増やす為に死に物狂いで戦っていた。

多くの戦争が行われている中、更に一つの戦場がエルソード王国とネツァワル王国との間で始まった。
地は人々の血で紅く染まり果て、空はその戦いを鏡のように映すようにその色を変えていた。
場所はシュア島古戦場跡。
ここは、ネツァワル王国への本土上陸へのルートの一つである。
戦いは、勢いに乗って攻めてくるエルソード王国に戦況は傾いていた。
このまま戦いは終わると思われていた。
だが、あと一歩というところで戦況はネツァワル王国の戦略によってネツァワル王国へと傾き始めだした。
一人のソーサラー捕虜と、一人のウォリア−の運命の出会い。
それは敵同士での出会い。
二人の出会いが戦いの戦況を変え、二人の運命を永遠に変えてしまった。
  それが罪だというならば、二人はそれを甘んじて受け入れるだろう。

■エピソードコンテスト選考委員より
本「選考委員奨励賞」には皆様からの投票結果を元に選考委員からの推薦もあっての受賞となっております。
受賞作品はどちらもシリアスな戦場・世界を舞台とした「月照らす戦場」「ファンタジーアースゼロ Fate Episode」の2作品となりました。
どちらもファンタジーアース ゼロの世界観に基いて人と人との絆をテーマとした安心して読める作品となっております。
本受賞作品に限らず、既にあるゲームの世界観を壊さずオリジナルのエピソードを創作するというのはかなりハードルが高いと思いますが
そのハードルの高さを乗り越え、沢山の作品が寄せられた事に選考委員一同、誠に感謝しております。
本受賞者の方々にも、また機会があれば是非挑戦していただければ幸いです。

■No.01 Title:ヴィネル島殺人事件 −短スカは見ていたー Name:♪奈吾♪ 獲得ポイント:118P

■本編あらすじ
国々の争いに価値があるのかを考えた雷皿♂が、平和な世界を作るためと、各国々で戦争に疑問を持つ兵士をヴィネル島に集め、
今後のためにも仲良くなろうと画策する。
しかし、一行がついたヴィネル島で殺人事件が。
友好関係を築くはずの旅行はあらぬ方向へと進んでいく。

はたして、事件の真相は!!!

※HINT 雷皿♂

■No.09 Title:彷徨の果てに Name:Rana 獲得ポイント:99P

■本編あらすじ
ネツァワルで生まれ育った二人の若き戦士。
常に共にあったはずのその二人のうち、一人が戦争中に姿を消してしまう。
周囲は彼は死んだのだと説得するが、残された戦士はそれを受け入れられず、ひとり相棒を探し始める。
しかし、彷徨い続けた果てにやっとのことで見つけた相棒は変わり果てた姿で……。
形見となったお守りの小瓶を相棒にならって首から下げ、戦士は再び戦場へ戻る。

悲しい境遇に生まれ育った戦士たちの、戦いと別れの物語。


※個人サイト掲載済み作品です。が、元が超短編なため大幅に加筆修正予定です。

■■No.11 Title:私の価値 Name:mikann00 獲得ポイント:72P

■本編あらすじ
主人公のベルは年端もいかない女の子。首都から離れた田舎から戦争に参加するべく自ら志願してやってきた新参兵だが、
無知で経験もなく実力もない彼女に対する風当たりはひどかった。
兵士でいる自分の価値がわからなくなった彼女は田舎に帰ることを決意するが、ある部隊に拾われて兵士としての訓練を受けることになる。
演習で好成績を残せたものが戦争へ出兵する許可をもらえるという部隊の決まりの中で葛藤し、
戦争に出兵していく経過でベルは「兵士である自分の価値」を見出していく。


自分のできること、やるべきことを自覚し、戦争で活躍していくまでの新人兵士成長エピソード。

■No.07 Title:エリスとはぐれジャイアント〜おてんばお姫様のヴィクトリオン探検記〜 Name:かきつむり 獲得ポイント:45P

■本編あらすじ
エリスとヒュンケルが遊ぶ約束をしていた当日に戦争が起こる。
急遽戦争に出ることになったヒュンケルに約束を破られて不満なエリスは、城を抜け出し城下町で会ったイオンと共にソルダッド遺跡へと宝探しに向かった。

その後、ヒュンケルが戦争から戻ってきた時エリスが城にいないことが発覚する。
すぐに捜索隊が結成されるが、エリス達に縄張りに踏み入られて怒るアクスヴェノモスが襲った。
そこにジャイアントが現れて助けてくれる。
ジャイアントがエリスを介抱していると、そのうちクーデターを目論む偽の捜索隊に発見される。
エリスをさらったと誤解をされ、報告を受けた王はジャイアントを処刑する命令を出してしまう。
当日、縛られたジャイアントに処刑役のレイスが迫ったとき、何処からかファントムウルフが現れ、兵士達と召喚獣を次々に倒していった。
残るエリスにファントムウルフが飛び掛ろうとした時、ジャイアントが拘束具を破壊してエリスの盾となる。
深手を負いながらもファントムウルフを倒したジャイアントは、増援が到着した時、ファントムウルフに受けた傷から死に絶えていた。
この話は人々に語り継がれ、城にはジャイアントの銅像が建つ。
そしてこの出来事からエリスはジャイアントを好きになった。